V&Vの取り組み

「地元の農家を助けたい」
その思いから設立された弊社は、京都産の野菜を使うことにこだわっています。

京都産野菜の認知向上

九条ねぎ、加茂茄子、堀川ごぼう……など、京都府には “伝統の京野菜” と呼ばれる野菜や、 “京のブランド産品” に認証されている食材が数多くあります。
これらは既に認知がかなり進んでおり、京都の野菜・食べ物と言われてイメージされる方も多いのではないでしょうか。
ですが、京都府で作られている野菜はそればかりではありません。
南北に長く山地・平野・海・川など豊かな自然に恵まれている京都府では風土の特色も様々で、その土地に合ったあらゆる農林水産業が行われています。

弊社は使用する全ての野菜を “京野菜” だけにこだわって仕入れて加工・販売を行っています。
100%京都産野菜で商品を作り、発信していくことで、京都府の各地で伝統野菜だけでなく馴染みの深い野菜も沢山作られていることを知ってもらうきっかけに繋げていきたいと思います。

農家さん支援

野菜はいきものです。天候などの影響を受け、大きさや形が出荷規格に満たない出来になる場合もあります。
弊社ではこれら規格外品を仕分けしない “無選別” にて仕入れることで農家さんの手間を減らし、これまでは廃棄されていた野菜も規格品と一緒に買い取り出荷量増加に繋がるよう応援しています。
また、弊社では運搬から自社で一括管理しており、農家さんから直接仕入れることにより運搬ロスを減らして鮮度を保つだけでなく、その時々の育成や収穫時の状態などを詳しく聞くことができるため、手作り・無添加での商品づくりに重要なポイントになっています。

機械洗浄だけでは落とせない隙間の泥を綺麗にしたり、大小形も色々な野菜を均一に切りそろえたり……人の手で作るからこそ、農家さんが大事に育ててくれた野菜ひとつひとつの美味しさを生かして商品にすることができています。

SDGsへの取り組み

“食品ロス” と “見えない食品ロス” について、皆さんはご存じでしょうか。
実は、農林水産省が発表している食品ロスには、弊社が使用しているような市場に出回らない規格外野菜は含まれていません。
食品製造業や外食産業・一般家庭から発生する食品ロス(製造過程で見た目が崩れてしまった商品や食べ残し・売れ残りなど)のみが数えられており、農家さんから直接出る、収穫や出荷をされなかった廃棄野菜などはカウントされていないのです。

弊社は廃棄されるはずだった「統計にも出てこない規格外品」も無選別に仕入れ、食品廃棄ロスを減らし持続可能な開発目標「12 つくる責任 つかう責任」への貢献に取り組んでいます。
この取り組みを消費者・製造者・販売者のみんなで行っていければ、本当のSDGsと言えると考えます。